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美容コラム 2024/07/16
夏は保湿がいらないって本当?汗でベタつく季節の正しいスキンケア
暑い季節は、汗や皮脂の分泌が増えます。肌の表面がベタつき、乾燥を感じにくいため、保湿はいらないのでは?と思うかもしれません。
そこで今回は、暑い季節における保湿の必要性と、正しいスキンケアについてご紹介します。
目次
夏の肌は汗や皮脂の分泌が増え、肌の表面がしっとりしているので、「保湿はいらない」と思うかもしれません。
それによって「肌が潤っている」と勘違いしやすいですが、じつは夏の肌も乾燥しやすく、保湿は必要なのです。
その理由を4つ紹介します。
夏は気温の上昇とともに、体温も高くなります。ヒトは上がった体温を下げようとして、たくさん汗をかきます。
汗をかいたままにしていると、その汗が蒸発するときに、肌表面の水分を奪ってしまうのです。
その結果、肌の乾燥を引き起こしやすくなります。
たくさん紫外線が降り注ぐ夏場は、肌への影響も出やすくなります。
紫外線を浴びると肌はダメージを受け、肌のバリア機能の低下につながります。
そしてバリア機能が弱まった肌は、乾燥しやすくなるのです。
夏は肌がベタベタしたくないからと、スキンケアを化粧水だけで終わらせていませんか?
油分を含むクリームなどのアイテムを使用しない人もいるかもしれません。
ですが、いくら化粧水で水分を与えた肌も、そのままにしていれば蒸発しやすくなります。
さっぱりしたい気持ちを重視してクリームなどを省いてしまうと、肌に与えた潤いをきちんと閉じ込めることができず、乾燥しやすくなります。
夏はエアコンの効いた部屋にいることも多くなるでしょう。
冷房は、室温だけでなく湿度も下げるので、部屋の空気は乾燥しています。
また、冷房の使い過ぎや設定温度が低すぎると、からだが冷えてしまいます。
からだが冷えることで血行が悪くなると、肌の細胞に十分な栄養が行き届きにくくなります。
こうした理由から、エアコンの使用によっても、肌は乾燥してしまいます。
夏のスキンケアのポイントは、肌の清潔を保つこと、保湿、そして乾燥を防ぐことです。
正しいスキンケアを覚えて、乾燥を防ぎましょう。
汗をかいたらタオルやハンカチでこまめに拭きましょう。
汗が蒸発する前に拭き取れば、水分の蒸発による肌の乾燥を防ぐことができます。
このとき、肌をゴシゴシこすってしまうと肌を傷つけやすく、うるおいの膜(皮脂膜)まで拭き取ってしまいます。
汗は、タオルなどでポンポンとやさしく抑えて拭き取りましょう。
最近は汗拭きシートを使用する人が増えてきましたが、ボディ用の汗拭きシートを顔に使用するのは、おすすめできません。
スッとした清涼感を得るためにメントール成分やパウダーを使用しているものも多く、顔には刺激が強すぎるからです。
とくに目元や口回りの皮膚が薄い部分はダメージを受けやすいので、気をつけましょう。汗拭きシートを使用するのであれば、顔用を選び、やさしく拭き取るようにしましょう。
また、汗で流れたファンデーションやメイクの汚れが付いたタオルは、雑菌が繁殖しやすくなります。
汚れたら新しいものと交換する、ティッシュや使い捨てのペーパーナプキンを使用するなどして、清潔なもので拭き取るようにしましょう。
1日頑張った肌には、汗や皮脂だけでなく、空気中のちりやほこりなども付着して汚れています。
1日の終わりには、肌に付いた汚れをきちんと洗い流しましょう。
汚れをきちんと落とすことで、次に使う化粧品が肌になじみやすくなります。
また、夏場は日焼け止めを顔に塗る人も多いと思います。
ウォータープルーフ加工や耐久性が高い日焼け止めは、肌に成分が残りやすい場合もあります。
メイクをしない日でも、日焼け止めを塗ったら、クレンジングで落とすことをおすすめします。
そのあとに、洗顔料でやさしく洗います。
ただし、洗いすぎは必要な皮脂まで洗い流してしまうので、気をつけましょう。
強すぎる洗顔料を使用したり、1日に何度も洗顔をしたりすると、過度に皮脂を洗い流し潤いが奪われてしまいます。
洗顔後に肌のつっぱりやカサカサを感じる場合は、肌に優しい成分から作られたアイテムに切り替える、洗う回数を減らすなどしてみてください。
洗顔後は保湿をしっかりとおこないましょう。
まずは化粧水で肌に必要な水分を行き渡らせ、潤いの土台を作ります。
そして、油分を含むクリームでなじませ、潤いを肌に閉じ込めます。
ダメージを受けやすい夏の肌だからこそ、きちんと保湿をして潤いをキープしましょう。
夏の暑い時期は、スキンケアも手短に済ませたいですよね。
お風呂上がりにパジャマを着たり、ドライヤーをかけたりしている間に、また汗をかいてしまうことも。
そんな暑い時期の保湿は、肌なじみの良さを意識してみてください。
fewのエッセンシャルトリートメントクリームは、肌に近いナチュラル成分を配合しているため、暑い季節にもおすすめです。
柔らかなテクスチャーで肌にすっとなじみ、内側からの潤いをサポートし、肌本来の美しさ引き出します。
トウキ根エキスとヨクイニンエキスがうるおいを与えて肌荒れを防ぎ、高保湿力でバリア機能を高めるヒアルロン酸Naによって、みずみずしい肌へと導きます。
茶実油をはじめ、ホホバ油やバオバブオイル、シア脂、スクワランなど保湿成分を贅沢に配合しています。
また、茶の実の花やビタミンなど抗酸化成分も配合しているため、シワやシミ、たるみといった肌悩みの予防も期待できます。
やさしい柚子の香りが、夏のスキンケアタイムに癒しを与えてくれるでしょう。
夏の肌の保湿の必要性についてご紹介しました。
汗をかき、紫外線や乾燥などダメージを受けやすい夏の肌。だからこそ、保湿は「いらない」のではなく「必要不可欠」なのです。
保湿で潤いをキープして、輝く夏肌を作っていきましょう。