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美容コラム 2025/01/20

冬の髪の毛は乾燥しやすい!パサパサ毛先の原因と正しいヘアケア

寒い季節になると、髪の毛のパサパサ感や毛先の枝毛が気になりませんか?

冬は空気が乾燥しやすく、髪へのダメージも大きくなりがち。

静電気や乾燥による悩みを放置すると、髪のツヤを取り戻すのに時間がかかることも。

今回は、冬に髪の毛がパサつく原因とその対策、そして今日から実践できるヘアケア方法を詳しく解説します。

冬に髪の毛がパサパサする原因とは?

冬は他の季節に比べて、髪の毛がパサパサしやすくなる理由があります。


空気の乾燥が髪の水分を奪う

冬は湿度が低くなるため、髪の毛の水分が空気中に奪われやすくなります。

その結果、髪が乾燥しやすくなり、パサつきや静電気が発生します。

とくに、毛先は水分が少なくなりやすく、枝毛や切れ毛の原因になることも。

さらに、室内の暖房による乾燥も、髪へのダメージを加速させる要因となります。

長時間、暖房の効いた部屋で過ごす場合、髪の乾燥は避けられない問題です。


濡れた髪の毛をそのまま放置している

濡れた髪はキューティクルが開いた状態になっており、外部からの刺激に非常に弱いです。

そのまま放置すると、髪の毛の水分が蒸発し、乾燥やパサつきの原因になります。

さらに、濡れたままで寝ると摩擦が増え、髪が絡まりやすくなるだけでなく、切れ毛や枝毛のリスクも高まります。

正しい乾かし方を意識することが重要です。


ヘアカラーやパーマを繰り返す

頻繁なヘアカラーやパーマは、髪に大きなダメージを与えます。

これらの施術は髪の内部構造を変えるため、必要な水分や油分が失われやすいのです。

冬はただでさえ乾燥しやすい季節のため、過度な施術が、髪のパサつきを悪化させる原因となります。

施術後の適切なヘアケアで、ダメージを最小限に抑えることが大切です。


トリートメントを使用していない

トリートメントは髪に必要な栄養と保湿を与える重要なアイテムです。

シャンプーだけで済ませている場合、キューティクルが開いた状態のままで、水分がどんどん蒸発していくため、髪の乾燥やパサつきを防ぐことは難しいでしょう。

とくに冬場は、保湿効果の高いトリートメントを取り入れることで、乾燥対策がしっかりとできます。


からだの冷えからくる血行不良

冬場に体が冷えると、からだだけでなく、頭皮の血行も悪くなります。

血行不良になると、髪に必要な栄養が届きにくくなり、髪が細くなったりパサパサしたりする原因に。

また、冷えは皮脂の分泌の低下にもつながるため、髪を守るための自然な油分が不足してしまいます。

からだ全体の冷え対策は、髪の健康にもつながります。


髪の毛がパサパサしている状態とは

髪の毛がパサパサしているとは、潤いやツヤが失われた状態を指します。

健康な髪はキューティクルが整い、触ったときに滑らかで柔らかい感触がありますが、パサついた髪はその逆です。

キューティクルが剥がれていると、髪の表面がザラザラして見えるほか、光を反射しにくいためツヤがなくなります。

また、触ると硬く感じたり、切れ毛や枝毛が目立つことも特徴です。

これらの状態は、乾燥やダメージの蓄積が原因で起こります。

パサつきを放置すると髪がさらに傷み、修復が難しくなるため、早めのケアが必要です。


冬の髪の毛パサつき対策:基本のヘアケア

髪を乾燥から守るためには、毎日のヘアケアが重要です。

以下のポイントを押さえて、冬でもツヤのある髪を保ちましょう。


髪を正しく洗う

正しい髪の洗い方は、美しい髪への大事な一歩となります。


①ブラッシングで汚れを浮かす

まず、シャンプーの前に、ブラッシングをおこないましょう。

ブラッシングで頭皮や髪の毛に付いた汚れや皮脂をしっかり浮かせることで、シャンプーの泡立ちがよくなり、汚れを落としやすくなります。

また、ブラッシングによって、髪の毛のキューティクルを正しい方向へ整えてくれるので、シャンプーの摩擦を軽減できます。


②予洗いで汚れを落とす

ブラッシングの後は、お湯でしっかりと予洗いをおこないましょう。

この段階で、髪の毛の汚れを落とすことで、シャンプーの泡立ちがさらに良くなります。


③シャンプーは頭皮を意識して洗う

シャンプーは、髪の毛に少しずつ付けて、泡をしっかり立ててから洗います。

シャンプーの際に髪をゴシゴシと洗うのはNGです。

髪と頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。

また、すすぎ残しは髪の乾燥を引き起こす原因になるため、しっかりと流すことが大切です。

さらに、熱すぎるお湯は髪の油分を奪うため、ぬるめの温度(約38℃)で洗うことをおすすめします。


保湿力の高いシャンプーとトリートメントを選ぶ

冬は髪の乾燥を防ぐために、保湿成分が含まれたシャンプーやトリートメントを選びましょう。

とくに、ヒアルロン酸やセラミドなどの成分が含まれているものがおすすめです。

また、週に1回程度はスペシャルケアとして、集中保湿ができるヘアマスクを使うと効果的です。

自宅で簡単に取り入れられるアイテムを選ぶことで、毎日無理なくケアを続けられます。


バームやオイルで髪を保護する

スタイリングの際にバームやヘアオイルを使うことで、髪の表面に保護膜を作り、乾燥や静電気から守ることができます。

毛先を中心に馴染ませることで、パサつきを防ぎながらツヤ感もアップします。

fewのナチュラルプロテクトバームは髪や唇、手先など、乾燥が気になる部分に使える万能な保湿アイテムです。

自然由来の成分で髪を優しく保護しながら、軽やかな仕上がりを実現します。

朝のスタイリングに使うことで、一日中髪を乾燥や静電気から守ることが可能です。


ドライヤーの使い方を見直す

髪を乾かす際、ドライヤーを髪に近づけすぎたり、高温で一気に乾かしたりするのは避けましょう。

適切な距離(20cm~30cm)を保ち、中温で根元から毛先に向かって乾かすのがポイントです。

また、乾かす前にヒートプロテクト効果のあるトリートメントを使うと、熱ダメージを軽減できます。

ドライヤー後に冷風で仕上げることで、キューティクルが引き締まり、ツヤが増します。


冬の髪の毛パサつき対策:生活習慣

季節に合わせた習慣を取り入れることで、髪のパサつきをさらに防ぐことができます。


正しいブラッシングで髪を整える

ブラッシングは、髪を整えるだけでなく、頭皮の血行を促進し、髪全体に皮脂を行き渡らせる効果があります。

冬は髪が絡まりやすいので、目の粗いブラシやナチュラル素材のブラシを使うといいでしょう。

毛先から少しずつブラッシングし、無理に引っ張らないようにするのがポイントです。


シルクの枕やナイトキャップを活用する

寝ている間に髪が摩擦で傷つくのを防ぐには、シルクの枕カバーやナイトキャップがおすすめです。

シルクは滑らかな素材で、髪への摩擦を軽減し、乾燥や切れ毛を起こしにくくします。

さらに、シルク素材は静電気も抑えるため、冬の髪の乾燥対策にぴったりです。


食生活を見直して髪を内側からケア

髪の健康は、食生活とも深く関係しています。

冬に不足しがちなビタミンA・ビタミンE・オメガ3脂肪酸を積極的に摂取しましょう。

例えば、サーモン・アボカド・ナッツ類は髪に必要な栄養素が豊富です。

また、十分な水分を摂ることで、髪の乾燥を内側からケアできます。


正しいケアでツヤのある美しい髪へ

冬に髪の毛がパサパサする原因と対策について解説しました。

冬の乾燥した空気や静電気、こすれる素材によるダメージを防ぐために、正しいヘアケアを実践することが大切です。

保湿力の高いシャンプーやトリートメントの使用、バームやオイルでの保護、そして適切なドライヤーの使い方を心がけましょう。

また、ブラッシングやシルク製品の活用、食生活の見直しも取り入れると効果的です。

さっそく今日から試して、冬でもツヤのある美しい髪を手に入れましょう!

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