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美容コラム 2025/02/07

サステナブルな暮らし:私たちにできる小さな一歩から

サステナブルな暮らしという言葉を耳にする機会が増えました。

しかし、それが具体的にどんな暮らしを指すのか、そして自分たちに何ができるのかをイメージしづらい方も多いかもしれません。

今回は、「サステナブルな暮らしとは?」という基本的な疑問から、日々の生活で簡単に取り入れられるアクションまでをわかりやすくご紹介します。

サステナブルな暮らしとは?

サステナブルな暮らしとは、地球環境や社会に配慮した持続可能なライフスタイルのことです。

具体的には、環境に負荷をかけない生活を心がけると同時に、未来の世代が必要とする資源を守ることを目指します。

その背景には、気候変動や海洋プラスチック問題など、地球が直面しているさまざまな環境課題があります。

サステナブルな暮らしを実現するためには、自分たちの生活習慣や消費行動を見直すことが必要です。

それによって、環境や社会にポジティブな影響を与えることができます。


サステナブルな暮らしが注目される理由

私たちの生活は、便利さと引き換えに多くの自然資源を消費しています。

たとえば、日々使用するプラスチック容器や化粧品のパッケージは、その多くが廃棄物となり、環境を汚染しているのです。

また、遠くから輸入される食品や洋服は、輸送の過程で多くのエネルギーを消費し、二酸化炭素を排出します。

こうした問題に対処するために、一人ひとりがサステナブルな暮らしを意識し、小さな変化を積み重ねることが重要です。

環境への負荷を減らし、持続可能な未来を築くための第一歩として、私たちにできることを考えてみましょう。


サステナブルとエシカルの違い

サステナブルは「エシカル」とよく混同されますが、それぞれに異なる点があります。

例:資源を省エネする生活、環境にやさしい製品を選ぶ

例:公正な労働条件を守る商品、動物実験を行わないコスメの選択

両者は補完しあう関係にあり、何を優先するかは個人の価値観によります。

たとえば、自然資源を大切にしながら、公正なプロセスを持つ製品を選ぶことで、環境も社会も支えることができます。


サステナブルな暮らしのためにできる15のこと

サステナブルな暮らしのために、私たちができる身近なアクションにはどんなものがあるでしょうか。

具体的な例を15個挙げてみます。


1. プラスチック容器の使用を減らす

化粧品や食品の容器には、多くのプラスチックが使われています。

詰め替え用を選んだり、リサイクル可能な容器を活用することで、廃棄物を減らせます。


2. マイボトルやエコバッグを持ち歩く

ペットボトルやレジ袋の代わりに、マイボトルやエコバッグを使用しましょう。

これらを持ち歩くことで、使い捨てプラスチックの使用を大幅に削減できます。

とくに最近では、デザイン性に優れたアイテムも多く、日常使いにも便利です。


3. 地産地消を心がける

地元で生産された食品を選ぶことは、輸送にかかるエネルギーを削減し、地域経済を支えることにもつながります。

そうした食品は、市場に出向かなければ手に入らないとは限りません。

最近では、地元の野菜や鮮魚を扱う地産地消コーナーを設けているスーパーもあります。

そうした新鮮な野菜や果物を購入することも、サステナブルな暮らしのひとつといえるでしょう。


4. 洋服の購入を見直す

ファストファッションは、手軽な価格でトレンドを取り入れられるため、多くの人に利用されています。

ですが、ときには長く愛用できる洋服を選ぶのも、楽しみながらできるサステナブルな暮らしのひとつです。

環境に配慮した素材を使用したブランドを選ぶことで、持続可能なファッションを応援できます。

また、リサイクルショップで購入したり、自分で修繕したりするのもいいですね。


5. 使い捨てを減らす

紙皿やプラスチックカトラリーなどの使い捨て製品を控え、繰り返し使えるものを選びましょう。

たとえば、布製のナプキンや金属製のストローを取り入れることで、ゴミの量を減らすことができます。


6. サステナブルなパッケージを選ぶ

購入する商品のパッケージに注目し、環境にやさしい素材やデザインを採用した製品を選んでみましょう。

たとえば、再生紙や植物由来のプラスチックを使用したパッケージを選ぶことで、環境負荷を軽減できます。


7. エネルギー消費を抑える

電気や水の使用量を減らす努力をしましょう。

省エネ家電の活用や、節水シャワーヘッドの導入は、その一例です。

さらに、断熱性の高いカーテンを使用したり、断熱シートを敷いたりすることで、冷暖房にかかるエネルギーを削減できます。


8. 環境にやさしい原料を使った製品を選ぶ

家具や日用品は、自然由来の原料を使用した製品を選びましょう。

たとえば、竹や再生木材を使ったものが環境にやさしい選択肢です。

また、有機栽培の綿を使用したタオルや衣類もおすすめです。


9. ゴミの分別とリサイクル

家庭でのゴミ分別を徹底し、リサイクル可能なものを適切に処理しましょう。

これにより、資源の再利用が促進されます。

自治体のリサイクルルールを確認し、正しく分別することが重要です。


10. 節電モードの活用

家電製品の節電モードを活用することで、エネルギー消費を抑えられます。

また、使用していない部屋の照明や、家電の電源はこまめにオフにしましょう。


11. 公共交通機関や自転車の利用

車の使用を控え、公共交通機関や自転車を積極的に利用してみましょう。

二酸化炭素の排出量を減らすことができます。

環境に優しいだけでなく、健康にも良い選択です。


12. 自然農法の食品を選ぶ

自然農法で育てられた食品は、化学肥料や農薬を使用せず、環境負荷が少ないのが特徴です。

これらの食品を選ぶことで、地球に優しい食生活を実現できます。


13. 不要品のリユース

不要になった物は、捨てる以外にリユースという選択肢も。

自分にとって不要なものでも、他の人にとっては役立つ場合があります。

フリーマーケットやオンラインアプリを活用して、リユースを促進しましょう。


14. 環境教育に参加する

地域でおこなわれる環境教育のイベントやワークショップに参加するのも、おすすめです。

新しい知識や自分の生活にも活かせるヒントが得られるかもしれません。

お子さんや友だちと一緒に参加できるイベントなら、休日のお出かけにもなり、いいですね。


15. サステナブルなコスメを選ぶ

日常的に使う化粧品を見直してみましょう。

とくに自然由来の原料を使用し、環境に配慮した製品を選ぶことが大切です。

たとえば、商品のパッケージにリサイクル(再資源化)・リユース(再利用)・リデュース(減らす)を配慮したエコ設計を採用することで、使用後の環境負荷が軽減できます。

サステナブルな化粧品を選ぶことは、日々の暮らしの中で簡単に取り入れられるエコ活動のひとつです。

fewの「フラワーエッセンシャルローション」は、自然のままに育ったチャノキ (茶花・茶葉) を常温で抽出した植物そのものの水を使用した、化粧水です。

放棄された茶畑を活用した取り組みが認められ、サステナブルコスメアワード2023で審査員賞(地方創生部門)を受賞しました。

手軽にできるサステナブルなアクションのひとつとして、ぜひいちど、手に取ってみてください。


まとめ

サステナブルな暮らしは、一度に大きく変える必要はありません。

日々の生活のなかで、できることから始めてみましょう。

今回ご紹介した15のアクションをヒントに、自分に合った方法を見つけてみてください。

小さな一歩が、大きな変化を生み出す第一歩です。

さらに、家族や友人と一緒に取り組むことで、楽しく継続することができます。

未来の地球のために、今日からサステナブルな選択を始めてみましょう。

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