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美容コラム 2025/02/28
春になると顔がかゆい…ゆらぎ肌を守るスキンケア&生活習慣
春先になると、顔がかゆいと感じたり、カサカサしたりすることが増えますよね。
加えて、春は花粉や黄砂などが多くなる季節です。
季節の変わり目は肌が敏感になりやすいため、普段使用している化粧品が合わなくなることもあります。
この記事では、春になると顔がかゆくなる原因と、肌トラブルを防ぐための具体的な対策を紹介していきます。
目次
春になると顔がかゆくなる原因は、体質や生活習慣など、人によって様々です。
ここでは、主な原因を7つ紹介します。
春は朝晩と日中の寒暖差が大きく、気温の変化に肌が対応しきれないことがあります。
急激な温度差と同じく、肌もゆらぎやすいこの季節。
とくに、寒い冬から暖かい春へと移り変わる、この時期は皮脂や水分のバランスが崩れやすく、肌が敏感になりやすいのです。
気温が上がると皮脂の分泌が活発になり、肌がベタつきやすくなります。
その結果、毛穴が詰まりやすくなり、炎症やにきびの原因になることも。
さらに、春先は空気が乾いているため、肌の水分が奪われやすく、乾燥によるかゆみが発生しやすくなります。
このように、気温の変化による影響は肌にとって大きなストレスとなり、かゆみや肌荒れなどの原因になるのです。
冬に比べて、紫外線の量が急激に増える春。
肌がまだ紫外線に慣れていない状態で強い日差しを浴びると、乾燥や炎症を引き起こし、かゆみの原因になります。
春の紫外線は、UV-Aが多く含まれています。
UV-Aは肌の奥深くまで影響を与えやすいのが特徴です。
コラーゲンを破壊し、肌が刺激を受けやすくなるため、敏感肌の人はとくに注意が必要です。
また、紫外線を浴びることで肌の水分が奪われやすくなり、乾燥して顔がかゆいと感じやすくなります。
紫外線によるダメージが蓄積すると、肌が敏感になり、ちょっとした刺激でもかゆみや赤みが生じることがあります。
近年、花粉の飛散時期が早まり、飛散量も増加していますよね。
花粉が付いた肌は、アレルギー反応を引き起こし、顔のかゆみや赤みの原因になることがあります。
とくに敏感肌の人は、花粉に含まれるアレルゲンが肌のバリア機能を低下させ、炎症を引き起こしやすいのです。
春は黄砂の飛散が増える季節です。
また、PM2.5や排気ガスなどの大気汚染物質も、一年を通して飛散しています。
これらが肌に付着すると、炎症を引き起こしやすく、かゆみや乾燥の原因になるのです。
これらの微細な汚染物質は、毛穴に入り込みやすく、肌荒れやくすみを引き起こすこともあります。
春先は、花粉症対策や感染症予防のために、マスクやメガネを使用する機会が増えます。
これらが肌にこすれることで、摩擦が生じ、赤みやかゆみが発生することも。
長時間マスクをつけていると蒸れやすくなり、肌が敏感な状態になりやすいのです。
また、メガネのフレーム部分も、鼻や耳の周りの皮膚に、長い時間接触することで刺激となることがあります。
季節の移り変わる時期は肌が敏感になりやすいため、いつも使用している化粧品が急に合わなくなり、かゆいと感じることもあります。
化粧品に含まれているアルコールや防腐剤、香料などの刺激成分が、肌トラブルを引き起こす場合も少なくありません。
また、冬から春にかけて気温や湿度が変わることで、肌の水分保持力が変化し、これまで問題なく使っていた化粧品でも刺激を感じることも。
花粉や汚染物質が付着しやすい春は、化粧品の上にそれらが重なることで肌に負担がかかりやすくなります。
もともとアトピー性皮膚炎や敏感肌の人は、春先の環境変化により、症状が悪化しやすい傾向があります。
花粉や黄砂の飛散が原因となり、炎症が悪化する人も少なくありません。
また、気温や湿度の変化に肌が対応しきれず、乾燥しやすくなるため、外部の刺激に敏感に反応してしまうのです。
さらに、先に述べた寒暖差や紫外線などの環境要因が複合的に影響し、かゆみや赤みが強くなることも。
肌のコンディションが不安定になりやすいため、日々のスキンケアでしっかりと保湿し、肌を守ることが大切です。
かゆみを防ぐためには、日々のスキンケアを見直し、肌をやさしく守ることが大切です。
ここでは、具体的な対策を5つ紹介します。
春先の肌は気温や湿度の変化により、水分が失われやすくなります。
そのため、しっかりとした保湿ケアが重要です。
化粧水で肌に水分を与え、乳液やクリームでフタをすることで、うるおいをキープできます。
また、朝晩のスキンケアだけでなく、日中の乾燥対策も重要です。
化粧水をミストタイプの容器に入れて持ち歩けば、乾燥が気になるときに手軽に保湿ができます。
加湿器を活用して室内の湿度を適切に保つことも、肌の乾燥を防ぐポイントです。
春の紫外線は強く、油断すると肌へのダメージが蓄積してしまいます。
紫外線による乾燥や炎症を防ぐために、日焼け止めを塗ることが大切です。
外出前にはSPF30以上のものを選び、こまめに塗り直すようにしましょう。
首や耳の後ろなども忘れずに。
また、帽子やサングラスを活用し、紫外線を物理的に防ぐのも効果的です。
さらに、紫外線によるダメージを最小限に抑えるために、抗酸化作用のあるスキンケアアイテムを取り入れるのもおすすめです。
ビタミンCや植物由来の成分が含まれたアイテムを使うことで、肌を守りながら健やかに保つことができます。
マスクやメガネの長時間使用による摩擦は、肌への刺激となり、かゆみや赤みの原因になります。
摩擦を軽減するためには、肌にやさしい素材のマスクを選ぶことが重要です。
シルクやコットンなど、通気性がよく、刺激の少ない素材を選ぶとよいでしょう。
また、マスクの内側にシルク素材のガーゼを挟むことで、直接的な摩擦を防ぐことができます。
メガネの場合は、鼻パッドや耳に当たる部分にシリコンカバーをつけることで、刺激を軽減できます。
こまめにマスクやメガネを外して肌を休ませることも、かゆみ対策として効果的です。
肌が敏感になりやすい春は、化粧品選びを慎重におこなうことが大切です。
無香料・無着色・アルコールフリーの製品を選ぶと、肌への負担が少なくなります。
また、天然由来成分を中心にした製品や、低刺激性のアイテムを選ぶと安心です。
肌の反応をチェックしながら、少しずつ新しい製品を試すこともおすすめです。
花粉や黄砂は肌や髪に付着しやすいため、外出後のケアが重要です。
洗顔やクレンジングで顔の汚れを丁寧に落とし、髪もシャンプーでしっかり洗い流しましょう。
また、肌の乾燥を防ぐためには、保湿を忘れずに。
衣服はこまめに洗濯し、室内でも空気清浄機や加湿器を活用して、花粉や黄砂を室内に持ち込まないようにしましょう。
肌が敏感になりやすい春は、刺激の少ないマイルドな保湿アイテムを選ぶことも大切です。
植物由来のスキンケアアイテムを取り入れることで、やさしく保湿ができます。
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無農薬で育った茶の花や葉から抽出した水を使用し、乾燥や外的刺激から肌をやさしく守ります。
チャ葉水やチャ花水が肌に潤いを与え、しっとりと柔らかな肌へと導きます。
春に顔がかゆいのは、気温の変化や紫外線・花粉・マスクの刺激など、さまざまな原因が関係しています。
ですが、しっかりと対策をすれば、快適な肌を保つことが可能です。
肌が敏感に傾きやすいこの季節は、植物由来のスキンケアアイテムを取り入れることで、肌にやさしく、自然なケアがおすすめです。
今年の春は、しっかりとした保湿・紫外線対策を心がけて、健やかな肌で過ごしましょう!